原田裕規(1989年生まれ)は、とるにたらない視覚文化をモチーフに、テクノロジーやパフォーマンスを用いて、社会や個人の本性(ほんせい)に迫る作品を発表してきました。 2023年には、TERRADA ART AWARD 2023で1,000組以上のアーティストからファイナリストに選出され、審査員賞(神谷幸江賞)を受賞。2024年には日本ハワイ移民資料館に初の現代美術コレクションとして《シャドーイング》が収蔵・常設化されるなど、いま最も注目される若手作家の一人です。 現在、広島市現代美術館にて原田の美術館では初となる⼤規模個展「原⽥裕規:ホーム・ポート」が開催中であり、本展はそれに合わせて開催されることとなりました。
それと並行して、2021年にはデジタルランドスケープ作品の制作をスタート。金沢21世紀美術館で開かれた個展では、長さが33時間以上あるCGアニメーション作品の《Waiting for》を発表して話題を集めました。 同作で原田は、33時間ノンストップで地球上に現存する動物の名前を読み上げるパフォーマンスを実施。またこの作品に先行して、24時間にわたり捨てられた写真を見続ける作品《One Million Seeings》を制作するなど、長尺の映像作品を次々と発表しました。
写真、映像、CG、パフォーマンス、キュレーションなど、多岐にわたる原田の表現活動。しかしそのコアには一貫して「観客の参加を促す」という側面がありました。 最初期の議論を誘発する活動はもとより、24時間にわたり写真を見続ける《One Million Seeings》、33時間にわたり動物の名前を呼び続ける《Waiting for》など、いずれの作品にも、観客がいかにして作品に参加するのか/できるのかという問題意識が含まれています。
こうした特徴は「演劇性」と言い換えられるかもしれません。それを裏付けるように、原田の《Waiting for》という作品タイトルは、サミュエル・ベケットの演劇作品『ゴドーを待ちながら』(Waiting for Godot)から引用されたものでもありました。
会期中の2月15日(土)には、原田と親交のあるアーティスト・コレクティブChim↑Pom from Smappa!Groupのメンバー・卯城竜太氏を、会期最終日の3月1日(土)には、キュレーターの西川美穂子氏をお迎えしてトークイベントを開催いたします。詳細は、ArtStickerおよび弊廊のホームページやSNSをご覧ください。
さらに会場では、2025年1月に刊行された初作品集『原田裕規:ホーム・ポート』(フィルムアート社)を販売いたします。本展出品作、広島市現代美術館の会場風景、インタビュー、論考などが収録された充実の一冊です。 それに加えて、日本ハワイ移民資料館での個展および《シャドーイング》にまつわるモノグラフ『シャドーイング:影を追う旅』(this and that)が本展会場で先行販売されます。同書には多数のエッセイのほか、「シャドーイング」の台本なども収録予定です。
2025年1月4日に《シャドーイング(3つの自画像)》特別上映+作家トークを広島市現代美術館で行います。 TERRADA ART AWARD 2023ファイナリスト展で発表した同作を1日限りでリバイバル上映します。1年前の今ごろはこの作品の制作に悲鳴をあげていたので、本当に時が早いなぁと…… 年始に広島付近にいる皆さま、このタイミングでぜひ広島現美へ。
info: 《シャドーイング(3つの自画像)》特別上映+作家トーク TERRADA ART AWARD 2023ファイナリスト展にて発表され、神谷幸江賞を受賞した《シャドーイング(3つの自画像)》の特別上映を行い、あわせてアーティスト・原田裕規が作品、展覧会について語ります。 会場:広島市現代美術館 地下1階ミュージアムスタジオ 日時:2025年1月4日(土)14:00–15:30 定員:50名程度 ※先着順 料金:無料 ※要展覧会チケット(半券可)、事前申込不要 https://www.hiroshima-moca.jp/event/11044
出展アーティスト ファッション ファッション: Alexander McQueen(アレクサンダー・マックイーン)、 Balenciaga(クリストバル・バレンシアガ、デムナ・ヴァザリア)、 Bottega Veneta(ダニエル・リー)、 Céline(フィービー・ファイロ)、 Chanel(ガブリエル・シャネル、カール・ラガーフェルド)、 Christian Dior(クリスチャン・ディオール、ジョン・ガリアーノ)、 Comme des Garçons(川久保玲)、 Comme des Garçons Homme Plus(川久保玲)、 Gaultier Paris by sacai、 Givenchy(アレクサンダー・マックイーン)、 Gucci(トム・フォード)、 Helmut Lang(ヘルムート・ラング)、 House of Worth(ジャン =フィリップ・ウォルト)、 J. C. de Castelbajac(ジャン・シャルル・ド・カステルバジャック)、 Jil Sander(ラフ・シモンズ)、 Junya Watanabe(渡辺淳弥)、 Kostas Murkudis(コスタス・ムルクディス)、 Loewe(ジョナサン・アンダーソン)、 Louis Vuitton(マーク・ジェイコブス)、 Mame Kurogouchi(黒河内真衣子)、 Maison Margiela(ジョン・ガリアーノ)、 Nensi Dojaka(ネンシ・ドジョカ)、 Noir Kei Ninomiya(二宮啓)、 Noritaka Tatehana(舘鼻則孝)、 Pierre Balmain(ピエール・バルマン)、 Prada(ミウッチャ・プラダ)、 Ryunosukeokazaki(岡崎龍之祐)、 Somarta(廣川玉枝)、 Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)、 Thierry Mugler(ティエリー・ミュグレー)、 Tomo Koizumi(小泉智貴)、 Viktor&Rolf(ヴィクター・ホスティン、ロルフ・スノラン)、 Madeleine Vionnet(マドレーヌ・ヴィオネ)、 Yohji Yamamoto(山本耀司)、Yoshio Kubo(久保嘉男) ほか
アート AKI INOMATA、ヴォルフガング・ティルマンス、小谷元彦、笠原恵実子、澤田知子、シルヴィ・フルーリー、原田裕規、松川朋奈、横山奈美
主な出展アーティスト ファッション(予定) Alexander McQueen(アレクサンダー・マックイーン)、Balenciaga(クリストバル・バレンシアガ、デムナ・ヴァザリア)、Bottega Veneta(ダニエル・リー)、Chanel(ガブリエル・シャネル、カール・ラガーフェルド)、Celine(フィービー・ファイロ)、Christian Dior(クリスチャン・ディオール、ジョン・ガリアーノ)、Comme des Garçons(川久保玲)、Comme des Garçons Homme Plus(川久保玲)、Gaultier Paris by sacai、Givenchy(アレクサンダー・マックイーン)、Gucci(トム・フォード)、Helmut Lang(ヘルムート・ラング)、J. C. de Castelbajac(ジャン=シャルル・ド・カステルバジャック)、Jil Sander(ラフ・シモンズ)、Junya Watanabe(渡辺淳弥)、Kostas Murkudis(コスタス・ムルクディス)、Loewe(ジョナサン・アンダーソン)、Louis Vuitton(マーク・ジェイコブス)、Mame Kurogouchi(黒河内真衣子)、Maison Margiela(ジョン・ガリアーノ)、Nensi Dojaka(ネンシ・ドジョカ)、Noir Kei Ninomiya(二宮啓)、Noritaka Tatehana(舘鼻則孝)、Pierre Balmain(ピエール・バルマン)、Prada(ミウッチャ・プラダ)、Ryunosukeokazaki(岡﨑龍之祐)、Somarta(廣川玉枝)、Stella McCartney(ステラ・マッカートニー)、Thierry Mugler(ティエリー・ミュグレー)、Tomo Koizumi(小泉智貴)、Viktor&Rolf(ヴィクター・ホスティン、ロルフ・スノラン)、Madeleine Vionnet(マドレーヌ・ヴィオネ)、Yohji Yamamoto(山本耀司)、Yoshio Kubo(久保嘉男)、Worth(ジャン=フィリップ・ウォルト)、ほか
アート(予定) AKI INOMATA、ヴォルフガング・ティルマンス、小谷元彦、笠原恵実子、澤田知子、シルヴィ・フルーリー、原田裕規、松川朋奈、横山奈美、ほか
TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展の一般公開が始まりました。そして大変光栄なことに、原田は神谷幸江賞を受賞しました。 新作の《シャドーイング(3つの自画像)》は現時点での集大成的な作品で、展示を実現するために70名以上の方々の力をお借りしました。 特に音響にこだわった空間になっており、この内容のインスタレーションは今後しばらく再現できないかもしれないあるので、ぜひ多くの方にご覧いただければ嬉しいです。
TERRADA ART AWARD 2023 Finalists Exhibition hazu opened. I am very honored to announce that I was awarded the Yukie Kamiya Prize. My new work "Shadowing (Three Self-Portraits)" is a culmination of my work, and I borrowed the help of more than 70 people to realize the installation. This work is particularly focused on sound design, and this installation may not be reproduced for some time to come. Therefore, I would be happy if as many people as possible could view it.
info: TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展 ファイナリスト:金光男、冨安由真、原田裕規、村上慧、やんツー 会期:2024年1月10日(水)~1月28日(日) 時間:11:00~18:00(最終入館17:30) 入場:無料 会場:寺田倉庫 G3-6F(東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
TERRADA ART AWARD 2023 Finalist Exhibition Finalists: Mituso Kim, Yuma Tomiyasu, Yuki Harada, Satoshi Murakami, yang02 Dates: January 10th (Wed) – January 28th (Sun), 2024 Open Hours: 11:00 AM – 6:00 PM (Admission until 5:30 PM) Admission: Free Venue: Warehouse TERRADA G3-6F (Warehouse TERRADA G Building 2-6-10 Higashi-Shinagawa, Shinagawa-ku, Tokyo 140-0002) https://www.terradaartaward.com/ja/finalist/
-- 「TERRADA ART AWARD 2023」は、新進アーティストの発掘を目的とした現代アートアウォードです。世界を舞台に活躍するアーティストの輩出を念頭に、国際的な視点と現代アートに関する深い見識を持つ審査員により、国内外 1,025 組の応募の中から5組のファイナリストを選出いたしました。ファイナリストの作品は、2024 年 1 月 10 日(水)*~1 月 28 日(日)の期間、寺⽥倉庫イベントスペースにて「TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展」として発表され、本展初日には、最終審査員である金島隆弘氏、神谷幸江氏、寺瀬由紀氏、真鍋大度氏、鷲⽥めるろ氏より各審査員賞が授与されます。 当社は TERRADA ART AWARD を通して、アーティストが活躍できる社会を紡ぐとともに、これからのアート業界を牽引する可能性を秘めたファイナリストが、自身の、そして日本のアートシーンの前例を超え、世界に羽ばたき、その存在意義を確立できるまでのキャリアを全力で支援いたします。 *2024 年 1 月 10 日(水)は招待者のみ入場可能
TERRADA ART AWARD is a contemporary art award designed to discover up-and-coming artists. To discover artists who can play an active role on the world stage, the AWARD jury panel, with an international perspective and a deep understanding of contemporary art, has selected five finalists from 1025 entries from within Japan and overseas. The finalists’ works will be presented as TERRADA ART AWARD 2023 Finalist Exhibition at Warehouse TERRADA’s event space from January 10th* (Wed) until January 28th (Sun), 2024. On the first day, each jury’s award for five finalists will be awarded to the finalists by Yukie Kamiya, Takahiro Kaneshima, Daito Manabe, Yuki Terase, and Meruro Washida. We want to foster a society in which artists can thrive. Through TERRADA ART AWARD, we fully support the careers of our finalists—artists with the potential to drive the arts forward into the future—as they venture out into the world, break conventions, and discover their raison d’être. * Limited access for invitational guests only on January 10th
2023年11月18日から12月17日まで、熱海市内で行われる「ATAMI ART GRANT 2023 巡 − Voyage ATAMI」にアーティストとして参加します。かつて「熱海大火」の起きた地区にあるビル1棟を使って新旧作品を展開予定です。 10月22日までは早割チケットが発売中とのこと。岡崎真理子さんディレクションの公式ホームページも素敵なのでぜひ。
目前に迫ったこの大注目アートイベント、ATAMI ART GRANT 2023「巡 − Voyage ATAMI」を是非ご体験ください。 チケットは、10月22日(日)までの早割期間にご購入いただくと大変お得です。この機会にぜひ、アートの街となる熱海を巡りましょう!
熱海で出会う、アートの旅 A Journey of Art in Atami PROJECT ATAMI 実行委員会は、2021年3月より、滞在制作型プロジェクトである「ATAMI ART RESIDENCE」と、アーティストをサポートする仕組み「ATAMI ART GRANT」を二本の柱として取り組んでいます。「ATAMI ART GRANT」は、アーティストの制作活動支援を目的とした取り組みで、3年目となる今年は「巡-Voyage ATAMI」をテーマにアーティストを公募。審査員による厳正なる審査の結果、20組の認定者が決定しました。認定者によって制作される作品は、本取り組みに共感してくださった行政・企業・個人のご協力のもと、熱海市内において広く展示されます。PROJECT ATAMI 実行委員会では多種多様なアーティスト間の交流を通じて、さまざまな角度から熱海の魅力を表現、発信する機会を提供してまいります。
Since March 2021, the PROJECT ATAMI Executive Committee has been dedicated to nurturing two foundational projects: “ATAMI ART RESIDENCE,” providing artists a space to create, and “ATAMI ART GRANT,” a robust support system for artists. The “ATAMI ART GRANT” is an initiative designed to bolster artists' creative pursuits. Now in its third year, this annual program has invited artists to participate under the theme of “Voyage ATAMI”. Following a rigorous evaluation process led by a panel of judges, 20 accomplished artists have been selected to participate. The resulting creations by these accredited individuals will be showcased extensively throughout Atami City, made possible through collaborative efforts with government entities, corporations, and like-minded individuals who share our vision. By engaging with a diverse range of artists, the PROJECT ATAMI Executive Committee is committed to establishing channels that effectively express and convey the enchanting essence of Atami.
info: ATAMI ART GRANT 2023「巡 − Voyage ATAMI」 会場:静岡県熱海市内(ATAMI ART VILLAGE、NOT A GALLERY、ACAO FOREST、薬膳喫茶gekiyaku、その他熱海市内(調整中) 会期:2023年11月18日(土)– 12月17日(日)※月・火は休催日 開場時間:11:00– 18:00(17:00受付終了)
ATAMI ART GRANT 2023 参加アーティスト(50音順) 安里槙、熱海シネマ、伊藤瑞生、井橋亜璃紗、梅原徹、榎倉冴香、兼平翔太、神谷紀彰、宍倉志信、坂井存+TIAR、土井健史、中村岳、原田裕規、副産物産店(矢津吉隆 + 山田毅)、水田雅也、みょうじなまえ、百瀬文、安村卓士、羊喘兒、渡邉顕人
ATAMI ART RESIDENCE 2023 参加アーティスト(50音順) ∈Y∋、市原えつこ、加茂昂、坂本森海、鮫島弓起雄、SCAN THE WORLD、玉山拓郎、築山礁太、トモトシ&TOMO都市美術館、永井ミキジ、花井優太、Hana Yamamoto、RAU(都市と芸術の応答体)、6okken<他、16組>
チケット購入方法:
主催:PROJECT ATAMI実行委員会 協賛:小方麻貴、ジョイテック、BLOCKHOUSE+ISLAND、吉井秀三 協力:布団祭、一般社団法人PMI日本支部、株式会社machimori、株式会社マチモリ不動産、一般社団法人Meets by Arts、123MUSIC、NEWVIEW Project 後援:熱海市、熱海温泉ホテル旅館協同組合、熱海商工会議所、一般社団法人熱海市観光協会、株式会社タイソンズアンドカンパニー
Venues: Atami City, Shizuoka Prefecture ATAMI ART VILLAGE, NOT A GALLERY, ACAO FOREST, Yakuzen Cafe gekiyaku, Other locations in Atami City(to be determined) Dates: November 18 (Saturday)—December 17 (Sunday), 2023 *Closed on Mondays and Tuesdays. OPEN HOURS:11:00 - 18:00 (registration closes at 17:00)
ATAMI ART RESIDENCE 2023 Participating Artists (Alphabetical order): ∈Y∋, Etsuko Ichihara, Akira Kamo, Kai Sakamoto, Yumikio Sameshima, SCAN THE WORLD, Takuro Tamayama, Shota Tsukiyama, Tomotosi & TOMO Museum of Contemporary City, Mikiji Nagai, Yuta Hanai, Hana Yamamoto, RAU(Reciprocal units within Art and Urbanism), 6okken <16 others>
Ticket Information: Organized by: PROJECT ATAMI Executive Committee Sponsored by: Eastern Culture Foundation, ACAO SPA &RESORT Co., Ltd, Hacosco Inc., BELL & ROSS, Maki Ogata, Joytec Corporation, BLOCK HOUSE+ISLAND, Shuzo Yoshii In Cooperation by: Futon Festival, PMI Japan Chapter, machimori, machimori-fudosan,Meets by Arts, 123MUSIC, NEWVIEW Project Supported by: Atami City / Atami Hot Spring Ryokan and Hotel Association / The Atami Chamber of Commerce & Industry / Atami City Tourism Association / TYSONS&COMPANY
TERRADA ART AWARD 2023のファイナリストに選ばれました! 審査期間は7ヶ月。応募総数は1,025のアーティストだったとのことで、本当に光栄に思いました。 来年1月に開催されるファイナリスト展、ぜひ見に来てください。新作出します。
I have been selected as a finalist for TERRADA ART AWARD 2023. The judging period was 7 months. The total number of entries was 1,025 artists, and I was really honored. Please come and see the finalists' exhibition to be held in January next year. New works will be on view.
Finalists: Mitsuo Kim, Yuma Tomiyasu, Yuki Harada, Satoshi Murakami, yang02 Finalists Exhibition Dates: January 10, 2024 (Wed) - January 28, 2024 (Sun) *Only invited guests will be admitted on the first day. https://www.terradaartaward.com/ja/
PROJECT ATAMI 実行委員会は、2021年3月より、滞在制作型プロジェクトである「ATAMI ART RESIDENCE」と、アーティストをサポートする仕組み「ATAMI ART GRANT」を二本の柱として取り組んでいます。 「ATAMI ART GRANT」は、アーティストの制作活動支援を目的とした取り組みで、3年目となる今年は「巡 − Voyage ATAMI」をテーマにアーティストを公募。審査員による厳正な審査の結果、20組の参加アーティストの1人として選出されました。グラントの支援のもとで新作を制作し、熱海市内で展示・公開されます。
info: ATAMI ART GRANT 2023 参加アーティスト 制作費・滞在費支援 A 50万円(税込) 5組:兼平翔太、宍倉志信、原田裕規、副産物産店(矢津吉隆+山田毅)、百瀬文 B 20万円(税込) 15組:安里槙、熱海シネマ、伊藤瑞生、井橋亜璃紗、梅原徹、榎倉冴香、神谷紀彰、坂井存+TIAR、土井健史、中村岳、水田雅也、みょうじなまえ、安村卓士、羊喘兒、渡邉顕人
「東京クリエイティブサロン2023」の関連企画として、有楽町にあるYAU STUDIOで開催されるグループ展「archiving as progressive vol.2」に参加します。展示会場であり、建て替えが予定されている有楽町ビルヂングを舞台にした映像作品《One Million Seeings》の新作を展開します。
Music: at her open door atom 荒井優作 constellation botsu DJ MORO FIRE BOYS K8 KΣITO moemiki nao to cumtin + 青椒肉絲 Prettybwoy the kusamura mad rat 涌井智仁 WRACK
Art: Alternative Space CORE(ガタロ、水野俊紀、久保寛子、権鉉基、カルロス、葉朗、浅野堅一、イタイミナコ) Chim↑Pom from Smappa!Group WU ロジャー・ジャヌワタ 磯崎隼士 花崎草 原田裕規 時吉あきな 篠崎裕美子 秋山佑太 小泉明郎 石毛健太 渡辺志桜里
Drink: デカメロン Food delivery: 会田誠
この度WHITEHOUSEは、2022年の大晦日に、歌舞伎町・王城ビル2フロアでのカウントダウン・イベントを開催いたします。 舞台となる王城ビルは、コロナ禍に閉店したビルの直営居酒屋「虎の子」の跡地です。街の守護神である歌舞伎町弁財天が祀られる歌舞伎町公園の真隣に位置し、城を模した独特なデザインで長らく愛されてきました。 参加するアーティストの領域は多岐に渡り、これまでのWHITEHOUSEのクロスジャンルな活動を凝縮したようなラインナップとなっています。 音楽は、今年ウガンダの人気フェス「Nyege Nyege Festival」に参加したコレクティブTYO GQOMやテクノウルフを率い、いまや世界的に注目を浴びるアフリカン・ダンス・ミュージックの東京シーンを牽引するKΣITOをはじめ、彼やWHITEHOUSEの涌井の繋がりからアンダーグラウンドなミュージシャンらがごそって参加。エクスペリメンタル・テクノからconstellation botsuなどの轟音ノイズ、アーティスト・コレクティブthe kusamura mad ratなどのパンクバンドまで、カオスなプログラムとなっています。 アートは、小泉明郎やChim↑Pom from Smappa!Group、篠崎裕美子などのマッドな作品をはじめ、WHITEHOUSEを彩ってきた作家らが集結。他にも原田裕規による歌舞伎町を舞台にした24時間の映像作品や、花崎草のパフォーマンスなども予定されています。 また、広島「Alternative Space CORE」は、広島から7人が駆けつけヴィジュアルアートと音楽とフードからなるパーティーをワンルームで開催。広島のカルチャーを東京に転送し、逆に拠点である広島・基町アパートへのツアーを募集します。 アート、カルチャー、音楽、フード、ドリンク、建築、歌舞伎町……と、これ以上ないほど異色で多彩なカテゴリーで送る2022年のカウントダウン・イベントに、是非ともご参加ください。 WHITEHOUSE
I am participating in the Gangneung International Art Festival 2022 (GIAF2022), which opened in Gangneung, Korea. I exhibit a new work, "Painting to Be Shown to the Lake (Daubigny’s Garden)," which I shot in Gangneung this summer. I regret that I cannot visit the site, but this is my first overseas art festival and my first remote install.
韓国・江陵で開催される江陵国際芸術祭2022(Gangneung International Art Festival 2022)に参加しています。 2022年夏に江陵に滞在し、現地で制作した新作《湖に見せる絵(ドービニーの庭)》を展示中。本展が初の海外芸術祭への参加です。
The booklet "Waiting for" has been published. It contains illustrations of the works, installation views, artist statement, and a critique of the work by Hiroki Yamamoto.
Info: Waiting for Author: Yuki Harada Writer: Yuki Harada, Ayumi Ikeda, Hiroki Yamamoto Translator: James Koetting (p.8), Pamela Miki Associate (p.110) English Proofreading: Andreas Stuhlmann (pp.12-15) Design: Toru Kase Published in October 2022 by KEN NAKAHASHI (Tokyo)
Waiting for 著者:原田裕規 執筆:原田裕規、池田あゆみ、山本浩貴 翻訳:ジェームズ・ケティング(p.8)、パメラ・ミキ・アソシエイツ(p.10) 英文校正:アンドレアス・シュトゥールマン(pp.12-15) デザイン:加瀬透 KEN NAKAHASHI、2022年10月
info 原田裕規「Shadowing」 2022年8月16日(火)– 2022年9月10日(土) 水–土 14:00 – 19:00 THE POOL 日月祝休廊 -- このたびTHE POOLでは、2022年8月16日(火)から9月10日(土)まで、原田裕規(1989–)の個展「Shadowing」を開催いたします。
2022 non-syntax Experimental Image Festival “non-syntax Experimental Image Festival” begins by focusing on the experimental nature of images in the contemporary, linking practices across countries, reorganizing existing media and genres, and bringing different images into dialogue with each other to consider the possibilities of the image. “non-syntax” indicates the conflict that occurred in writing. The connection of two vocabularies creates a vacuum of meaning that is present itself via erasing its gramma. Through the assemblage of works, the discussion of issues, and the mixing of genres and groups, the diversity of contemporary images are mapped out. We hope to transgress the established boundary of creation, thereby dissolving the distinction between video art, film, documentary, performance, and animation, thus giving images a new potential for ambiguity. The meaning of the “assemblage” also implies a continuous re-assemblage, we expect to synchronize our own state of sensibility in the interaction with the works, the audience, and the exhibition space. Curated by Hsu Chun Yi and Jin Qiuyu, the exhibition explores topics such as memory, matter, history, and perception. The exhibition will include a special project "Echoes from the Other Side" curated by guest curator Wen Hsu. The list of artists and programs' introductions will be published on the fan page of non-syntax Experimental Image Festival.
non-syntax 開幕特映|Opening Screening 6.24|19:30
移行風景 Landscape Elsewhere 向湖展示的畫作(諏訪湖)|Painting to be Shown to the Lake (Lake Suwa) 原田裕規|Yuki Harada 島嶼舊式|The Islands 謝宣光|Hsuan-Kuang Hsieh 神以外靈以內——行書帖|Neither Buddha Nor God – Running Script 劉行欣| Cherlyn Hsing-Hsin Liu Daniel & Clara En Plein Air Sofia Petersen & Shaun Finneran Passing Place Pieter Swier Landscape as Landscape
info どこかで?ゲンビ ビデオアート編 2022年3月29日(火)– 4月16日(土) 11:00–17:00 広島市現代美術館・鶴見分室101 日月祝休室
《One Million Seeings》24時間上映 2022年4月16日(土)10:30 – 17日(日)10:30 上映中は作家が在室します。 上映中はいつでも入退室いただけます。混雑時は入場人数、時間を制限させていただくことがあります。 ※「広島県青少年健全育成条例」により、深夜(23:00~翌6:00)は、18才未満の入場をお断りします
「どこかで?ゲンビ ビデオアート編」第2弾では、幅広い視覚文化を対象とした調査、思索に基づき、作品制作のみならず、執筆、キュレーションなど多彩な表現方法を採用し、ユニークな活動を展開する作家、原田裕規を紹介します。本展で展示する映像《One Million Seeings》(2019)は、一般の人々によって撮影され、その後不要なものとして手放された写真を作家が収集し、それらを見届ける様子を記録したものです。作家による行為は24時間にわたり続けられ、その様子が二つのカメラで捉えられています。私たちが日常的に親しむ行為としての写真、そのイメージのもつ意味について問いかけるものといえます。
原田裕規「Waiting for」(KEN NAKAHASHI)
KEN NAKAHASHIで個展を開催します。 これまでに金沢と京都で展示してきた《Waiting for》を、初めて4Kモニターを使ってフル解像度で展示します。東京では初めての展示になります。 この作品は「レンダリング・ポルノ(Renderporn)」と呼ばれるCGの潮流に影響を受けて制作したものでした。 本展では、レンダリング・ポルノに通じる「揺らぎ」や「ざわめき」の感覚にフォーカスし、作品を再構成しました。
info 原田裕規「Waiting for」 2022年3月11日(金)– 2022年4月10日(日) 水木金 11:00-19:00、土日 11:00-17:00 KEN NAKAHASHI 月火休廊、予約不要
KEN NAKAHASHIでは2022年3月11日(金)より4月10日(日)まで、原田裕規による個展「Waiting for」を開催いたします。 これまでに金沢21世紀美術館と京都芸術センターで展示されたCGアニメーション作品《Waiting for》(2021年)を、ギャラリーの空間に合わせ、4Kモニターを用いて初めてフル解像度で展示します。 この作品に映し出されるのは、いつまでたっても何も起きることのない架空の風景です。「レンダリング・ポルノ(Renderporn)」と呼ばれるCG表現の潮流に影響を受けた原田は、そこに「ゆっくり動いているような揺らぎ」を見て取りました。 一方で、近年の世界に対して「何か大きな出来事が起こる前のざわめき」を感じていた作家は、レンダリング・ポルノの「揺らぎ」に、そうした「ざわめき」との類似を見出し、33時間19分にわたって何かの予感を伝え続ける《Waiting for》を制作しました。 世界全体が大きな変化のただ中にある今、本作に向き合うことで、その「ざわめき」の声にぜひ耳を傾けてみてください。
KEN NAKAHASHI is pleased to present Waiting for, a solo exhibition by Yuki Harada, to be held from March 11th (Fri) until April 10th (Sun), 2022. The CG animation work Waiting for (2021), previously exhibited at 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa and Kyoto Art Center, will be exhibited in full resolution for the first time with the 4K monitors at the gallery space. In this work, an imaginary landscape is projected in which nothing happens for any length of time. Harada, who was influenced by the trend of CG expression known as "Renderporn," saw in this work "a shimmering motion that seems to move slowly." On the other hand, the artist, who felt the "agitation before something big happens" in the world in recent years, found similarities with such "agitation" in the "fluctuation" of renderporn, and created Waiting for, which continues to convey a premonition of something over 33 hours and 19 minutes. As the whole world is in the midst of great change, we hope that you will listen to these murmuring voices by confronting the work.
広島市現代美術館に作品《One Million Seeings》(2019年)が収蔵されました。 自作が美術館コレクションに加わるのはこれが初めてのことです。「行き場のない写真」の「行き場」をつくるための試みとして制作した今作が、美術館のパーマネントコレクションに加わるということには、大きな感慨がありました。 同館は現在、改修工事のため休館中(〜2023年春)ですが、今後展示の予定が決まりましたらお知らせいたします。